コンプレックスは宝もの
「これさえなければ、自分に自信が持てるのに」
「自分が、好きになれない」
あなたは、そんなコンプレックスを、お持ちですか?
先日、買い物先で、歯医者へ虫歯の治療に行った帰りだという古い友人に出会いました。
彼女は嬉しそうに、
「セラミックにしたの!!」
と笑顔でニッコリ!^^
セラミック?
歯の治療に疎い私は、思わず何それ?と、
聞き返しました。
歯の治療⇒被せ物は銀歯や、黒い詰め物が頭に浮かびますが、
セラミックは歯の色に近いので、
見た目は治療済みの歯とはわからないのです。
どうして彼女は、わざわざ保険の効かない、
セラミックの治療を選んだのでしょうか?
何でも彼女の下の前歯には銀歯があり、
高校時代から、写真を撮る際に歯を見せて笑えないという、
コンプレックスを抱えてきたとのこと。
私から見ますと、彼女の前歯の銀歯は、それほど目立つわけではなく、
そこまでして、と思ってしまいましたが、
コンプレックスというものは得てして、そういうものかもしれませんね。
かくいう私も幼い頃から
「背が高い」ということが、ずっとコンプレックスでした。
小学生の頃、心無い異性から変なあだ名をつけられたりして、
何度も自分の長身を恨んだものです(TT)。。
(私とお会いした会員さんは、私が猫背なことに気が付いたかと思いますが、
幼い頃から、少しでも自分を小さく見せようとした涙ぐましい努力の結果(?)なのです)
さて、そんな誰もが大なり小なりコンプレックスをお持ちだと思いますが、
コンプレックスは一概に「悪いもの」とも言えないかな、と思います。
もし私が、「背が高い」というコンプレックスがなかったら、
婚活している人達を応援しよう、という今の仕事をしていなかったかもしれません。
振り返ってみますと男女にかかわらず、人付き合いが深くなっていくと、
みなさん何かしらのコンプレックスをお持ちで、
会話の中でそうしたお気持ちを聞けると、
自分への信頼感が伝わり、その人との間に絆が生まれることを感じます。
月並みな言い方ですが、「人の痛みが分かる人」というのは、
それだけでその人の長所であり人徳だと、しみじみ思います。
あなたのそのコンプレックスの中に、宝物が隠されているかもしれませんよ。
☆婚活するすべての方に良いご縁がありますように☆
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