ビルゲイツ氏と婚活

クイズです。

「マイクロソフト社を創業したビルゲイツ氏は、

ハーバード大学を中退して、起業した」

あなたは、これが、正しいと思いますか。

それとも間違っていると思いますか。

正解は・・

「あれ、ビルゲイツって、ハーバードを卒業したんだっけ？」

そうです。

卒業は、していません。

ビルゲイツは、ハーバード大学を

「休学」してマイクロソフト社（の前身）

を起業したのです。

「中退して」起業したのではありません。

ハーバード大学を中退したのは、

事業がある程度、軌道に乗ってからです。

事業が上手くいかなかったら大学に戻る、

という保険を掛けていたのでしょうね。

テレビドラマや映画では

「背水の陣」

や

「一か八か」

というシチェーションが好まれます。

確かに、そういうシチェーションの方が

見てる側もわくわくします。

ただ、現実世界においては、

「背水の陣」や「一か八か」は、

なるべく避けた方が懸命です。

何かにチャレンジする時は、

失敗しても、再起が出来る余力や、保険を

かけておく。

そちらの方が、本来、自分が持っている

力を十分に発揮できますし、成功する確率も

高くなります。

婚活や恋愛においてもそれは一緒です。

「一か八か」や「背水の陣」

の状況をやたらにつくってはいけません。

なぜなら、自分で自分を、

追い込んでしまい、余裕がなくなってしまうからです。

余裕がない人になかなか、良い出会いは

めぐってきませんよね。

（実は若い時の私がそうでした・・）

もちろん婚活や恋愛において

「背水の陣」をひかなければ

ならない時は、必ず来ます。

ただ、その時は、お相手から

「私に背水の陣の覚悟で向きあってください」

というメッセージが、あなたに

届けられているはずです。

そのときは、逃げずに、あいまいにせずに、

まさに「背水の陣」でお相手と向き合ってください。

それまでは背水の陣は、ちょっと脇においてください。

前々回の、ブログで

「見切る」

ことの効用に触れました。

ただ見切ったからといって、周囲の状況や条件が

許す限り、

自ら、お相手との関係を断ち切って、

ゼロにする必要はありません。

あなたの心の中で、静かに「見切って」くださいね。

だって、もしかしたら、

今現在は、あなたは、お相手の本命では

ないのですが、順番が繰り上がって

「本命」になる可能性だって、

十分あるのですから！

婚活するすべての方に素敵な出会いがありますように！

～written by ♂counselor～