長いメール


「なんかホントの自分じゃないような

気がしてしまうんですよ。

だったら後悔しないよう、

本当の自分をぶつけてみて、

ダメだったらしょうがない、と・・・。

で、いつもダメになるんですけど。

こういうの間違ってますかね?」


あなたは、この言葉に共感しますか?

分かるな〜って思いますか?


もしそうであれば、そんなあなたに

こそ、是非今日のブログを読んで欲しいと

思います。



もうずいぶん前、まだ結婚相談業をする前になります。

とある友人の紹介で知り合った男性から、恋愛相談を受けた時のお話です。

彼の目下の一番の悩みは、例えば紹介や合コンで知り合って

「いいな」と思った女性と

メール交換までは行くのですが、

何通かメールのやり取りをしてはふられてしまう。

それが何度も何度も繰り返されている、

ということ。


容姿も普通で、服のセンスもまあまあ。

勤務先は安定した会社。

性格もちょっと頑固なところはありますが、

至って普通です。


振られ続けるのは何が原因なのでしょうか。

不思議でした。


まあ、メールのやり取りでふられてしまう、
というので
「メールの内容とか工夫してみれば?

絵文字とか使ったりして。」

などの一般的なアドバイスをして、
その日は別れました。

ところがその後、彼が振られてしまう理由が判明したのです。

家に到着後、しばらくして、

今日のお礼と今後も宜しく、

という趣旨のメールが彼から届いたのですが、

とにかく

彼のメールは長い!

3時間前に知りあったばかりの私に
送られてきたメールの文字数は

実に約450字!

そして、私の返信(約20字)に対しての
お返しメールが、最初のメールの倍の長さ!

それも、短時間で書かれていて、

推敲されていない文章ですから、

わかりにくい!


私自身、知り合ったばかりの人から

長いメールを受け取る事に

さほど抵抗を感じない人間なのですが

(だからこそ今、こういう仕事をしているわけなのです)、

世の多くの女性は、このようなメールに対して

「この人、ちょっと・・重いかも・・」

と思ってしまうかもしれません。


後日、彼にあった時、
「知り合ったばかりの人に送るメールにしては、

長過ぎるんじゃない?いつもあれくらいの長さなの?

と尋ねたところ返ってきたのが、

このブログの冒頭の言葉。

短いメールだと

「本当の自分ではない気がする。

彼は自分の書いた文章を読んでもらい、それで相手に自分を知ってもらい、

はじめて安心出来るのだそうです。

そうでないと

モヤモヤしたものが溜まってしまい、

落ち着かなくてしょうがない

とのこと。


気持ちは分からなくはないのですが、

このままでは、メールだけで振られ続ける人生・・。

もったいない!

せっかく相談を受けたのですから、なんとか

彼の力になりたい、

どんな事をすれば良いのやら、

と私は考えつづけたところ、

ふとあるアイディアを思いつきました。

(次回に続きます)

結婚相談所 ノアーズ・アーク

結婚相談所ノアーズ・アークは、千葉県佐倉市にある、アットホームで、きめ細やかなサポートを提供する結婚相談所です。お見合いや交際中も、お一人お一人のペースに合わせて、時には寄り添って、時には一歩ひいて見守って、会員様との距離を大切にして、ご成婚へのお手伝いをいたします。

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