88個の部品たち
幼少期からエレクトーンを習っていた私にとって、
ピアノは ” 妙なライバル心 ” を持った存在であった。
それが、長い年月を経て、
ピアノの音色に魅了されるようになり、
縁あって親友のピアノを拝借することになった。
しかし、10年近く調律されず物置と化していた
その鍵盤を打つと、音はひどく割れていて、
調律師に ” 診て ” もらうことになった。
年に一度、調律していれば、
2時間ほどで済む作業は、当然のことながら難航。
2時間以上かけて鍵盤数88の音色を支える部品を全て取り出し、
調律師が持ち帰りでひとつひとつ修理することになった。
そして10日後
4時間かけて、修理した88の部品を取り付け、
調律を終えたピアノは、おどろくまでに美しい音色を甦らせた。
ピアノにとって調律師はなくてなならない存在
88個の繊細な木製の部品を
一つ一つ丁寧に修理する調律師の姿が目に浮かぶ。
調律師がピアノにとって
どれだけ大切な存在であったかを
感じた瞬間であった。
おこがましいかもしれないが、
なくてはならない存在と言われるような仲人になりたい
仲人は人の心と向き合う仕事だ
繊細なひとりひとりの心と向き合い、
ひとりでも多くの人が活き活きと婚活して、
ご縁を実らせることができるよう、
どんなときも心と心を向き合わせて誠意を持ってサポートしたい。
婚活するすべての方が
良いご縁に繋がりますように。
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