(続き)相性のあうひと
さて、特段、格好いいわけでもなく、
お喋りが上手いわけでもないのですが、
合コンや飲み会で知り合った女性と
トントン順調に交際まで進むAさんの友人の
お話の続きです。
Aさんは、なんとかしてその秘訣を知りたいと思い、
飲み会の時の友人の振る舞いを観察しますが、
やはり気のきいた事を言うわけでも、
お喋りが上手なわけでもありません。
ところが、です。
Aさんはある事に気付きます。
その友人は、女性に対して必ずと言っていいほど
尋ねる質問があるのです。
それは、
「◯◯さんは自分からアタックするタイプ?
それともアタックされるタイプ?」
ここまで読まれてもう気づきましたよね。
そうです。
その友人がやっている事と言えば
自称「押しに弱いタイプ」女性にはそれなりの頻度でメールや電話をして、
自称「押されるのがダメ」女性にはあまり頻繁に連絡をしない、
たったそれだけのことじゃないか、
とAさんは思ったのです。
その出来事を振り返って、
Aさんは私に言います。
「彼を見て男女の相性の基本は
『押す』『押される』の波長が合うか、合わないかじゃないかって、
思ったんです。
だってどんなに好きな映画とか、好きな音楽とかの趣味が一緒でも、
『押す』『押される』の相性が合わないと交際に至るのは
難しいと思うんですよ。」
そして実際、その手法を参考にしたAさんも、
ほどなく彼女が出来たそうです!
先日、知人の婚活カウンセラー(女性)にこの話をしましたら、
「確かそうかも」
と賛同されました。
女性の立場から申し上げますと、
自分の「体質」に合った適度な「押し」はそれだけで好感度で、
「私、この人と相性が合うかも」思ってしまうことも
少なくありません。
ただ、彼女が言いました。
「けれども、そんな単純じゃないと思うよ。
そもそも自分が何を求めているか分からなかったり、
本心と違うことを言うことだってあるし。
あと相手が本気かそうではないかって、やっぱり分かるよね。」
やはり恋愛はムズカシイ。
婚活するすべての方に素敵なご縁がありますように。
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